スクラムを おぼえよう!
スクラムの おぼえかたを かんがえたので、さんこうにしてみてください。
まず、スクラムをうえから のぞいてみるよ。
こんなふうに ならんで たっているんだね。3にんと3にんが むあいあってたつ のだけれど、すこしズレて ななめになるのがポイントだね。
「ルースヘッド(loose head)」の「ルース(loose)」は、「かいほうされている、ゆるんでいる」といういみだよ。
「タイトヘッド(tight head)」の「タイト(tight)」とは、「すきまがなく、しっかりこていされた」といういみだよ。
「ヘッド(head)」とは、「あたま」といういみだね。
つぎは、ゆびをつかってスクラムをマネしてみるよ。
3ばん・みぎプロップは、あいての1ばんと2ばんにはさまれて、しっかりこていされている「タイトヘッド」だね。スクラムのあと、すぐに うごくことが むずかしいポジションだよ。
1ばん・ひだりプロップは、だれにも はさまれていない「ルースヘッド」だね。スクラムのあと、フォワードの3にんのなかで、いちばん はやくうごきだせるポジションなんだよ。ゲームがはじまったら、すぐにスクラムからはなれて、しあいにさんかしよう!
フォワードの3にんは、ボールがスクラムからでたあと、ボールがどこにあるのか、だれがなにをしているのかが まったく わかりません。だって、ボールよりまえにいて、かおをじめんにむけているのですから、みえるはずないですもん。
ここで とてもだいじなことがあります。
それは、バックスのみんなが おおきなこえで フォワードに おしえてあげることです。
「でた!」のひとことで、「ボールがスクラムハーフの て から はなれた(パスされた)。」ことがわかります。
「パス!」のひとことで、「だれがボールを ほしがっているのか。」がわかります(なかまのこえをおぼえちゃおうね)。
これらのことが わかると、あいてチームが だれにむかって はしっていくのか、このあと なにをすればいいのかが フォワードに つたわります。ボールをもったひとが タックルされて たおされたときに、フォワードが すばやく たすけにいけるように、みんなで おおきなこえを だそうね!